世界各地で社会奉仕活動を行っているライオンズクラブ国際財団理事長のブライアン・シーハンさんが9月16日(土)、札幌市清田区の平岡公園を訪れ、梅林内に梅の木(紅梅)を植樹しました。
これは、2025年10月に札幌でライオンズクラブの「東洋東南アジアフォーラム」が開催されるのを記念して植樹式を行ったものです。

植樹式典
植樹式には札幌清田ライオンズクラブをはじめ札幌、道央のライオンズクラブ代表と知野学清田区長ら約60人が参加しました。

植樹の後、シーハンさんから記念品が知野清田区長に贈られた
この日植樹したのは1本でしたが、今後、ライオンズクラブ寄贈により7本を追加で植樹し、計8本(いずれも紅梅)を平岡公園梅林に植樹します。
さらに、今後、東洋東南アジアフォーラムに向けて、道内で12000本の植樹を行っていくとのことです。
東洋東南アジアフォーラムには、日本や韓国、中国、東南アジアのライオンズクラブ会員約1万2000人が札幌に集い、宿泊や飲食などで大きな経済効果があるとされています。

災害復興で贈られた東屋をシーハンさんが視察
植樹式に先立って、ブライアン・シーハンさんは平岡公園の梅林を見渡す丘に建つ東屋を視察しました。
この東屋は、2018年9月の北海道胆振東部地震で清田区が宅地崩壊など大きな被害を受けたことから、ライオンズクラブ国際財団の資金提供で札幌清田ライオンズクラブが建てたものです。
2019年11月に完成した東屋は、四方をテント幕で覆えるようにして多少の風雨や寒さをしのげる工夫がされているほか、かまど型ベンチを設置した災害対応型になっています。
ライオンズクラブ国際財団は、北海道胆振東部地震に際し総額3890万円を拠出し、清田区平岡公園の東屋のほか、鵡川町には公園の遊具、厚真町にはワゴン車2台、安平町にはマイクロバス1台を寄贈しました。
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