清田区と株式会社アミノアップ(札幌市清田区真栄363-32、札幌ハイテクヒル真栄)は10月21日(土)、「秋の清田区ネイチャーツアー」をアミノアップ本社工場と隣接するハイテクヒル真栄緑地で開催しました。
清田区内の親子連れら35名ほどが参加し、紅葉が進む秋のハイテクヒル真栄緑地の自然散策を楽しみ、木々に樹名板(木の名札)を取り付けました。
参加者はまずアミノアップ本社で、環境調査会社エコニクスのネイチャーガイドからハイテクヒル真栄緑地の樹木の名前と特徴を学びました。ハイテクヒル真栄緑地には50~60種もの木々が生えているそうです。
続いて、ミズナラやコナラ、クリ、シラカンバ(白樺)、ホウノキ、カラマツ、トドマツ、ハウチワカエデなど主な木の樹名板をアクリル絵の具で描きました。
木の名前だけでなく、木の特徴などの絵を添えたり、清田区のマスコットキャラクター「きよっち」を木の名前に添えて描いたりなど参加者は工夫を凝らしていました。
昼休みにお弁当を食べた後、ネイチャーガイドの案内でハイテクヒル真栄緑地に行き、それぞれ描いた樹名板を該当する木に取り付けていきました。
この日、参加者が取り付けた樹名板は30枚ほどになったそうです。
ハイテクヒル真栄緑地は23ヘクタールの広さがあり、深い森に覆われていて、森の中に長さ1㎞の1本の遊歩道が付いています。清田区の住宅街から近いところで本格的な森林浴散策が楽しめ、毎日のように散策に来る人もいます。
今回、主な木々に樹名板が取り付けられたことで、木の名前が分かることから散策の楽しみが増えそうです。
今年度、清田区とアミノアップは春、夏、秋、冬の4回、ハイテクヒル真栄緑地で自然観察会を開催します。春のツアーは、森の中に咲く様々な野の花が見られました。次回の冬のツアーは、かんじき(スノーシュー)を履いて、緑地内を散策するそうです。
参加者は、自然散策を終えた後、最後にアミノアップの工場を見学しました。アミノアップは、天然由来の健康食品素材をつくる研究開発型のハイテク企業です。