札幌市清田区の里塚・美しが丘地区町内会連合会は、能登地震の被災地に義援金100万円を贈ることを1月23日に開催した理事会で決めました。

平目伸二里塚・美しが丘地区町連会長

 同町連の平目伸二会長が、理事会に出席した各町内会長らに提案し、賛同を得たことから決定しました。

 平目会長によると、同町連に加盟する26町内会のお金と、同町連のお金で100万円の義援金をつくり、日本赤十字社を通じて能登半島の被災地に3月までに贈る計画です。

北海道胆振東部地震における里塚の被害=2018年9月

 里塚・美しが丘地区町内会連合会の地域は、2018年9月の北海道胆振東部地震で液状化による大掛かりな宅地崩壊が起こり、多くの家が損壊するなど大きな被害が発生しました。

 その際、全国から里塚や美しが丘の被災地に義援金や食料、水、衣料などの支援物資が贈られてきたといいます。

能登地震

 平目会長は「北海道胆振東部地震の時、私たちの地域でも1か月以上、避難所が開設されました。あの時、全国の皆さんから支援をいただき、ありがたいと思いました。今度は私たちが支援する番だと思います」と話しています。

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