平岡地区冬の地震避難体験訓練が2月21日(土)、平岡地区会館(清田区平岡7条3丁目)で行われました。

 災害時に必要な知識やスキルを身につけようと、平岡地区町内会連合会防犯防災部が主催したもので、平成23年から毎年この時期に実施しています。今年で7回目で、地域住民と平岡中央中学校の生徒ら計100人以上が参加し、清田消防署員の指導を受けました。

 訓練の最初は火災防止講座。コンセントに差したままの電源プラグに埃が溜まり、湿気を帯びて発火する「トラッキング現象」や、中身が残ったガス缶による爆発を模型で再現、注意を呼びかけました。

 続いて、参加者を3つの班に分け、救出搬送訓練、心肺蘇生・AED訓練、応急手当訓練を実施しました。救出搬送訓練は、毛布や木を使った簡易担架とそりで屋外へ搬送する方法を体験しました。

 最後は、避難生活中の気分転換を想定した慰問体験。清田区北野在住の落語家、桂三段さんが軽妙な落語を演じ、会場の笑いを誘っていました。

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