清田区第2回子ども百人一首大会が3月5日(日)、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で行われ、140人の少中学生が参加して熱戦を繰り広げました。
北海道独特の「下の句かるた」を子供たちに伝承しようと、清田区青少年育成委員会と清田区が昨年に続いて開催しました。
百人一首かるたは、道外では上の句を読んで下の句の札を取るのが一般的ですが、北海道では明治以来、下の句を読んで下の句の札を取る「下の句かるた」が行われてきました。
取り札も紙ではなく木札で、独特の変体仮名で下の句が書かれています。
下の句かるたは北海道が生んだ独特の文化であり、清田区内では、児童会館やミニ児童会館で百人一首かるたが盛んに行われています。
大会は、1チーム3~4人で構成し、上級に17チーム、初級に24チームの計41チームが参加し、出場者は140人に達しました。昨年の第1回大会の27チーム、92人を大幅に上回る参加者となりました。
会場は清田区民センターの区民ホール。大会はホール全体を使って行われ、なかなか壮観な光景です。子供たちは真剣そのもので、会場は独特の緊張感に包まれました。
熱気あふれる会場に読み手の朗々とした声が流れると、子供たちは素早く札を取りにいっていました。
大会はトーンメント方式で行われ、優勝は上級が清田中央児童会館「静心」チーム、初級が清田緑小ミニ児童会館「ながれも」チームでした。おめでとう。
[広告]