清田区内の少年消防クラブの児童25人が7月28日(日)、JSSスイミングスクール清田(平岡7条2丁目)で、服を着たままで泳いだり浮いていたりする着衣水泳訓練を行いました。

 清田区内には、平岡、清田、清田中央、北野、里塚・美しが丘の5地区ごとに少年消防クラブがあり、防火・防災の知識を学んだり、訓練を行ったりしています。

 着衣水泳訓練はその一環で、今年で16回目となりました。この訓練は、万一の川や湖などの事故・災害に備えて、自分や仲間の身を守るために、服を着たままで水に入った感覚や泳ぎを体験しようというもの。

 児童たちはまず、インストラクターの指導で、服を着たままプールに入り、水着とは違う感覚を体験しました。服を着たまま水に入ると、やはり重い感覚になるようです。

 続いて、体力の消耗を防ぐために、浮いたままで救助を待つ訓練や、空のペットボトルを胸に抱いて浮力を保つ訓練などを行いました。ヒモを付けたペットボトルを溺れる仲間に投げて、引き上げる訓練も行いました。

 2リットルの空のペットボトルは、いざという時に結構、頼りになるようです。

 この着衣水泳訓練は、JSSスイミングスクール清田の全面協力で行われました。