清田区のカフェ「スウィングポット」(真栄4条2丁目)で練習を重ねてきたジャズのビッグバンド「SPJSビッグバンド」(大畑茂代表、18人)が7月15日(土)、STVホール(札幌市中央区北1条西8丁目)で行われたジャズのビッグイベント「パークジャズライブ」でデビューしました。

STVホールでデビュー演奏するSPJSビッグバンド

 「SPJSビッグバンド」は2013年に清田区や近郊地域の社会人、定年退職した人たちで結成。隔週の土曜日夜に大畑茂さんが経営するカフェ「スウィングポット」に集まり練習を重ねてきました。

 皆さん、「ジャズが好き」「自分たちで演奏したい」と集まった人たちばかり。トランペット奏者でビッグバンドの経験のある大畑さんが指導してきました。「SPJS」とは「スウィングポット・ジャズスクール」の略だそうです。

 当日の7月15日は大変な猛暑の日でしたが、皆さん元気にSTVホールに集合。アマチュアバンドの何組かが出演した後、「SPJSジャズスクール」の出番が来ました。

 メンバーは少し緊張気味でしたが、大畑さんが「このステージがデビューです」と自己紹介すると、客席から温かい声援の拍手が送られました。

 そして、演奏が始まりました。「スイッチ・イン・タイム」「ウォーターメロンマン」「トール・コットン」「キャラバン」の4曲をノリノリで見事に演奏しました。演奏を終えると、「イエーイ」と客席から掛け声もかかり、素晴らしい夢のステージが終わりました。

バンド紹介する大畑茂さん

 演奏を終えたメンバーは、「最初は緊張した」と言っていましたが、「やったー」という達成感もあったようです。

カフェ「スウィングポット」

 パークジャズライブは7月15日(土)、16日(日)の2日間、札幌市内20か所で行われたジャズ・イベントで、全国から360組ものプロ・アマバンドが集結、演奏しました。

 「SPJSビッグバンド」は7月29日(土)に東区の伏古商店街ふれあい祭りで演奏するほか、9月2日(土)には地元真栄のアンデルセン福祉村で行われる「アンデルセングルメ祭り」の特設ステージでもジャズを演奏します。

 大畑さんが経営するカフェ「スウィングポット」では、月1回のジャズライブと、ジャズ愛好家が集まって自由に練習するジャズセッションも行っています。

 「スウィングポット」は、TEL 011-882-9658。営業時間は10時~19時、火曜定休。駐車場あり。

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