あしりべつ郷土館(清田区清田1条2丁目、清田区民センター2階)に、元札幌市議の丹野勝さん(羊ケ丘通地区町内会長)から「さっぽろ文庫」(全100巻のうち25巻~100巻)が寄贈されました。

「さっぽろ文庫」を寄贈した丹野勝さん
「さっぽろ文庫」は昭和52年(1977年)から平成14年(2002年)までの期間に、全100巻が北海道新聞社より刊行されました。
事業自体は札幌市が行ったもので、100巻の内容は、札幌の歴史や文化などを多岐に渡って調査、執筆したもので極めて文化的価値の高いものです。
今では全巻が絶版になっていますが、札幌中央図書館や清田図書館など各区の図書館などで閲覧できます。

あしりべつ郷土館図書コーナーに並べられた「さっぽろ文庫」(青い表紙)
あしりべつ郷土館には既に4巻「豊平川」、8巻「札幌の橋」、19巻「お雇い外国人」はありましたので、丹野さんから寄贈された第25巻~第100巻を合わせて、かなり「さっぽろ文庫」が整ったことになります。
また、丹野さんは札幌の郷土史研究冊子「札幌の歴史」(全54巻)も、あしりべつ郷土館に寄贈しました。この冊子も札幌の歴史の研究レポートがたくさん掲載された貴重なものです。
あしりべつ郷土館では、「絶版になっている貴重な本のシリーズをいただき、とてもありがたい」と、丹野さんに感謝するとともに、いずれも館内の図書コーナーに陳列し、どなたも閲覧できるようにしています。あしりべつ郷土館の開館日は水曜日と土曜日で、開館時間は10時~16時です。入館無料です。
「さっぽろ文庫」全100巻のテーマは、こちらの札幌市のホームページをご覧ください。
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