清田区のまちづくりを中学生の立場で討議し、提言する「清田区中学サミット2017」が8月8日(火)、清田区役所で開催されました。清田区の環境や地域のつながり、地下鉄延長など5つのサミット宣言を決定しました。

グループごとに意見交換
これは、札幌市清田区PTA連合会の主催、清田区の共催で開催したもので、昨年に続き2回目の開催です。
清田区内全7校の中学校から計50人の生徒会役員が参加しました。

グループ討議の内容を発表
今年のテーマは「清田区の環境を守ること」と「地域のつながり」についての宣言文を決めること。さらに、それ以外の「どうしても、ぜひ」というテーマがあれば、その宣言文も決定するというものでした。
中学生たちは7つのグループに分かれて意見交換しました。最初はちょっと緊張気味でしたが、次第に打ち解けて活発な意見交換が行われました。そしてグループごとに討議の内容を発表しました。

全体で意見集約
ある中学生は「公園でサッカーをやっていたら近所の人に『ボールは禁止だ』と怒られた。次の日、ゲームをやっていたら『今の子はゲームしかしない』と言われた。僕らは何をしたらいいのか」と報告。そして「誰もが自由に遊べる場があったらいい」と発表しました。具体的で説得力あるこの発表は大いにうけました。
グループごとに宣言文案を報告し、全体で5つのサミット宣言文をまとめました。次の通りです。
■清田区の環境を守ること■
「緑豊かな清田区をさらに良くするために、ボランティア等の活動に積極的に参加していこう」
「清田区の環境の良さをPRしよう」
■地域とのつながり■
「自由に利用できて自由に交流できる場づくりに参加・協力する」
■どうしても、ぜひ■
「地域の人たちと協力して、区民みんなが参加できるまちづくりに挑戦します」
「地下鉄を清田区まで開通させるなど、他の地域との交流を深めます」

中学生サミットに参加した中学生とサポートの先生たち
中学生サミットの内容は、今年10月28日(土)に清田区民センターで開催される清田区民フォーラムで中学生たちが発表します。
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