清田区真栄団地にお住いの田山修三さん・美佐子さん夫妻が音楽デュオ「わっしょいズ」を結成、地域の高齢者施設で楽しい歌声サロンを開催しています。

歌声で地域を元気にする田山さん夫妻

歌声で地域を元気にする田山さん夫妻

 

  高齢者が入居する清田区北野の生活支援ハウス「静樹苑」。ここで6月24日、田山さんご夫妻の歌声コンサートが開かれました。

お年寄りも懐かしの歌を元気に歌いました=靜樹苑

お年寄りも懐かしの歌を元気に歌いました=靜樹苑

 田山さん夫妻は、そろいのはっぴを着て登場。田山さんが歌とキーボードを担当し、奥さんの美佐子さんがギターの担当です。田山さんが「ふるさと」といった唱歌や「青い山脈」「東京のバスガール」などの懐かしの昭和歌謡曲を、歌にまつわるエピソードを紹介しながら歌います。

 集まったお年寄りには、田山さん夫妻が手作りした歌集が配られ、お年寄りも一緒になって歌います。コンサートというより昔懐かしい歌声喫茶の雰囲気で、盛り上がります。

特製の歌声歌集

特製の歌声歌集

 田山さんご夫妻は二人とも長く清田区内の小学校で先生をしていました。二人とも今は退職していますが、田山さんは今も北海道教育大学特任教授で、北海道文化財保護協会理事として活躍しています。

 そんな関係で、文化財の講演会を頼まれる機会も多く、田山さんは聴衆が聴きやすいように、得意の歌や絵手紙を講演の中に入れたりしてきました。

 これが高じて今年2月、清田区内の高齢者施設で夫妻でデュオを組み、初めて歌声コンサートを開催しました。これが評判を呼び、その後も清田区内のいくつかの高齢者施設に招かれ、2人で歌声コンサートを行っています。

 奥さんの美佐子さんは、北海道教育大の学生時代、マンドリンクラブでギターを担当していたそうで、長いキャリアがあります。

旧道をゆくバスツアーでガイドをする田山さん(中央)=2015年6月27日

旧道をゆくバスツアーでガイドをする田山さん(中央)=2015年6月27日

 田山さんは2015年6月、清田地区町連主催の「旧道をゆくバスツアー」で、旧国道36号線沿線の歴史スポットのガイド役を務めました。いろいろな場面で地域を盛り上げる活動をされています。

 それにしても、ご夫妻でこのような活動ができるというのは、すばらしいですね。

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