清田区民センター(清田区清田1条2丁目5-35)が開催する「うたごえ喫茶」が毎回、大変な人気です。懐かしい昭和の歌謡曲や唱歌をみんなで歌う歌声喫茶。団塊の世代や年配のみなさんの元気が会場にあふれています。

清田区民センターの歌声喫茶。元気が出ます!
7月15日(金)、第26回「うたごえ喫茶inきよた」が清田区民センター視聴覚室で開催されました。定員の60名を超す70名が参加。開会前から、会場はおしゃべりと笑いがいっぱいで、活気があります。

会場を盛り上げる司会の藤容子さん
平岡在住のボーカリスト藤容子さんがトークと歌唱指導を担当し、アコーディオン奏者のKibanaさんの伴奏で、次から次とリクエストに応じて懐かしい歌を歌っていきます。

伴奏するKibanaさん
藤さんの大衆的でユーモアあるトークで盛り上がり、「高原列車は行く」「夏の思い出」「ふるさと」などを大きな声を出して歌っていきました。場が盛り上がってきて、みんなで「青春時代」(森田公一さん作曲)の替え歌「年金時代」を歌ってさらに盛り上がりました。

みなさん、気持ち良さそうに歌います
ちなみに、「年金時代」の一番の歌詞は
退職までの 半年で
答を出せと 言うけれど
加入期間が 短くて
年金もらえる アテがない
といった具合。コミックソングです。歌声喫茶は約2時間、たっぷりと青春の歌を歌って幕となりました。

進行を行う区民センター運営委員も楽しんでいますね
清田区民センターが歌声喫茶を始めたのは2006年。最初は年1回の開催でしたが、年々、人気が上がって年3回の開催になり、今では年6回の開催という人気ぶり。
評判を聞いて清田区以外から参加する人も。7月15日のうたごえ喫茶には、西区西野から地下鉄とバスを乗り継いでやって来た参加者もいました。思わず「清田区まで地下鉄があればねえ」の声が上がりました。
歌声喫茶は、1950年代から60年代、全国で出店が相次ぎ、札幌でも5店ほどあったといいます。その後、カラオケの普及ですたれましたが、近年、再び年配の皆さんから脚光を浴び、歌声喫茶を開催する店や施設が増えています。

東京の歌声喫茶「ともしび」が編集した歌集を使用
歌声喫茶の定番と言えば、「青い山脈」と「高校三年生」。こうした歌を歌うと、元気が出ますよね。清田区民センターでは、東京・新宿の老舗歌声喫茶「ともしび」が編集した歌集を用意しており、毎回、参加者に貸し出しています。
青春が甦ります!
次回の開催は9月16日(金)13時30分からです。問い合わせは清田区民センター(TEL 011-883-2050)へ。
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