地震でいったんは中止になった「きよたマルシェ&きよフェス」が10月27日(土)、規模を縮小して清田区役所で復活開催されました。地震被害が大きかった清田区ですが、区役所内での地元出身アーチストによる「きよフェス」ライブは、「がんばろう!清田!」の思いで会場が一つになり、大いに盛り上がりました。

区民フォーラム
きよたまちづくり区民会議と清田区の主催で、きよたマルシェは5回目、きよフェスは昨年に続き2回目でした。食と音楽による清田区独自のまちおこしイベントです。

きよたマルシェ―野菜販売
もともとは9月8日(土)に清田区役所前広場で開催する予定でしたが、直前の9月6日に北海道胆振東部地震が発生し中止になりました。しかし、こんな時だからこそ楽しく元気になることをやろうと、規模を縮小して復活開催することにしました。

人気のきよたスイーツを販売
今年は毎年この時期に行っている区民フォーラムと同時開催としました。

佐藤広大さん
この日は朝からあいにくの大雨で、午前中は土砂災害避難準備情報のアラームがたびたびスマホから鳴り響く中での開催でした。しかし、昼からは雨も止んで青空が広がり、会場には多くの人がどっと詰めかけ、にぎわいました。

笹木勇一郎さん
清田区役所1階ロビーがメーン会場となり、最初に区民フォーラムが行われました。北星学園大学経済学部の鈴木克典教授が「地域の強みを活かしたまちづくり」について講演しました。
区役所玄関前には大きなテントが設営され、ここで清田区産の野菜販売やカレーの「トムトムキキル」など清田区内の飲食店が出店しました。有明産イチゴを使ったビールなども販売されました。

LOVERSSOULさん
テント内は飲食スペースもあり、家族連れでにぎわいました。
区役所2階では、きよたスイーツの各店が出店したほか、就労支援作業所の製品などの物販が行われました。
キッズスペースではバルーンアートや工作体験などが行われ、子供たちの人気を集めました。

吉澤吉澤

Shohei&the MU.S.I.C

清田区有明産イチゴのビールを販売
昼から区役所1階ロビーで、きよフェスが始まりました。出演したのは、シンガーソングライターの佐藤広大さん、笹木勇一郎さん、LOVERSSOUL CHIHIROさんの3人と、兄妹インストデュオの「吉澤吉澤」、そして「Shohei & the MU.S.I.C」の皆さん。
全員清田区出身で、今も清田区在住の人もいます。それぞれがミニライブを行い、歌の合間には「区役所でライブするとは思わなかった。すごいわ清田区!」「地震もあったけど、ここから清田の底力をみんなで出していきましょう」「がんばろう清田区!」など清田愛あふれるメッセージを発信していました。
清田区美しが丘出身で、東京で活動する笹木勇一郎さんは、ふるさと清田区をうたった「清田SONG」を作詞、作曲。この日のきよフェスではLOVERSSOULさんと二人で歌いました。
きよフェスの最後は、アーチストの皆さんがステージに上がり、「きよっちいちばんの笑顔」などを歌い、大いに盛り上がりを見せてフィナーレとなりました。
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