清田区の平岡公園の湿地帯では、ミズバショウが咲いています。新型コロナウイルス感染拡大で、重苦しい毎日ですが、春は確実にやってきているのですね。

平岡公園のミズバショウ=4月21日

 厚別中央通沿いの平岡公園の第一駐車場から園内に入ると、梅の香橋があります。橋の下には湿地帯が広がっていて、ミズバショウの群生地になっています。

 ミズバショウは白い所が花と思われがちですが、これは仏炎苞(ぶつえんほう)といって、葉が変形したものです。この苞の中に、黄色い花が顔をのぞかせています。

 湿地帯には、黄色いエゾノリュウキンカの花も咲いていました。

エゾノリュウキンカ

 平岡公園の梅林では、まもなく梅の開花を迎えますが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、4月25日(土)から5月6日(水)まで、梅林や湿地帯のある西地区全体が閉鎖されて立入禁止になります。この間は、湿地帯の木道を歩くことも、梅林で花見をすることも、残念ながらできません。

清田緑地

平岡北公園

 清田区内では、清田緑地(清田1条3丁目)や平岡北公園(平岡9条2丁目)の湿地帯でもミズバショウが見られます。

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