平岡地区福祉のまち推進センター(平岡福まち)は9月7日(水)、地域交流を目的とした「梅の実交流茶房~咲かせよう!わ」を平岡地区会館で開催しました。

福まち劇団「梅の実」、認知症予防を寸劇で表現

出演した皆さん、最後に舞台挨拶
地域の福祉推進員たちで結成した福まち劇団「梅の実」が、認知症予防の寸劇を熱演しました。ちょっとコミカルな寸劇で、集まった約70人の地域の人たちは楽しみながら認知症について学びました。

真栄病院院長の小笠原俊夫先生
平岡福まちは平成24年度から、高齢者見守り活動をしている人たちの情報交換の場として「梅の実交流広場」を開催。平成26年度からは、地域交流も必要と考え、「咲かせよう!わ」という名称で、年に数回、平岡地区会館で開催しています。

脳年齢の測定
9月4日の「咲かせよう!わ」では、いつものように様々な体力測定が行われ、地域の人たちが脳年齢や血圧、握力などの測定を受けました。
続いて、この日のメーンテーマである「認知症予防」の講習。福まち劇団が寸劇を演じ、認知症サポート医として活躍する真栄病院院長の小笠原俊夫先生が、わかりやすく解説するという凝った演出で展開しました。

かりゆしケアーズの沖縄三線演奏
福まち劇団の皆さんは、認知症のおばあさん、その息子と嫁、近所の人、民生委員などにふんし、ちょっとたどたどしいせりふ回しながら、熱演しました。せりふをちょっと忘れたりすることもありましたが、それはご愛嬌。客席からの拍手と笑いで、無事演じ切りました。

沖縄の音楽で盛り上がった会場
また、この日は、お楽しみとして沖縄三線(さんしん)の演奏が行われました。清田区里塚を拠点に演奏活動をする「かりゆしケアーズ」の皆さんが出演、沖縄民謡などを堪能しました。
「咲かせよう!わ」の「わ」には、「話」「和」「輪」「笑」「環」などの意味が込められているそうです。「みんなで輪になって、環をつくり、話そう、笑おう、和もう」というわけです。
次回の平岡福まち「咲かせよう!わ」は11月2日(水)9時30分~12時、平岡地区会館で開催します。メーンテーマは「栄養の話~健康寿命と食事について」です。南青洲病院管理栄養士の澤田千穂さんがお話します。
福まち推進センターは清田区では、清田、清田中央、北野、平岡、里塚・美しが丘の5地区ごとにあり、地域住民と社会福祉協議会、清田区などで運営しています。
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