
冬のカナールとポプラ並木=2022年1月28日
冬の前田森林公園(札幌市手稲区手稲前田591-4ほか)に行ってきました。春から秋にかけての前田森林公園も素晴らしいですが、一面雪に覆われた冬も圧巻の景色です。

歩くスキーで健康づくり
前田森林公園といえば、手稲山に向かってまっすぐ伸びる長さ600mのカナール(運河)と両側のポプラ並木(170本)の風景ですよね。夏と秋の景色が素晴らしかったので、次は雪で真っ白になる冬に行ってみようと前々から思っていました。
駐車場は冬期間、新川駐車場は止めることができましたが、雪のため駐車スペースは大幅に減少していました(新川通りからの入り口は閉鎖されています)。南駐車場は土日祝日のみ開放、東駐車場は閉鎖です。
車を降りてさっそく雪の上の散策を開始です。公園内は、一面雪が降り積もっていますが、散策路と歩くスキーコースが整備されています。

雪のポプラ並木
一面雪で真っ白のカナールと冬の青空に高くそびえるポプラ並木の景色は雄大で、いかにも北海道らしい風景です。真っ白の雪を踏んで森の中を歩きました。
このポプラ並木は、NHK朝ドラ「マッサン」のロケ地になりましたね。

ナナカマドの実
森の中を歩いていると、ナナカマドの赤い実が雪をかぶっていました。ナナカマドの実は野鳥たちにはあまりおいしくないのか、最後まで残ってしまう木の実らしいです。

輝く白樺林
雪の中の白樺林や、一面真っ白の芝生広場も美しい光景を見せてくれています。
そうした中を散策するのは、春、夏、秋とはまた違った喜びや発見があります。
園内には、散策の人や犬の散歩に来る人、歩くスキーを楽しむ人たちなど、いろんな方たちがいました。

芝生広場は一面の雪野原
ちなみに、歩くスキーは、スキー板・ブーツ・ポール込みで、300円で公園管理事務所(北側エリア)にて借りることができます。手ぶらで来て楽しめます。
南側エリアには、ながめの丘があり、ソリ遊びなども楽しめるようです。
冬期は、展望ラウンジは閉鎖されますが、管理事務所前には野外売店「Cafe山びこ」が土日祝日オープンします(10時~15時)。温かいコーヒー、お汁粉などがあるそうです。
トイレは冬期間、管理事務所横の1か所だけです。

初夏=2021年6月5日

秋=2021年10月30日
前田森林公園は昭和57年(1982年)から10年間かけて、何もないところから森林を作り出した公園です。面積は約60ヘクタールあり、その半分以上が森林です。
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