清田区のこれからを考える平成28年度清田区民フォーラムが10月29日(土)、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で開催されました。今年のフォーラムは中高校生が多数参加し、地域の大人たちとまちづくりを語り合いました。

清田区民フォーラム「アイデアトーク」

清田区民フォーラム「アイデアトーク」

中高校生も積極的に発言

中高校生も積極的に発言

平岡高校軽音楽部

平岡高校軽音楽部

きよたまちづくり区民会議と清田区の主催で開催しました。まちづくり区民会議は、清田区内の町内会連合会など各団体の代表者21名で構成され、清田区と一緒に地域のまちづくりを検討し、行動する地域組織です。今年は9月のきよたマルシェと今回の区民フォーラムの開催が大きな取り組みです。

真栄高校吹奏楽局

真栄高校吹奏楽局

 今年のフォーラムの切り口は「若者と音楽」。豊平区から分区した清田区は来年(2017年)、誕生20周年を迎えます。区民会議は20周年記念行事として、若者の参加による音楽祭を計画しており、前年の今回のフォーラムテーマを「若者と音楽」にしました。

平岡緑中学校吹奏楽部

平岡緑中学校吹奏楽部

 第1部は「清田区の学生による発表」。平岡高校軽音楽部のバンド演奏で始まり、真栄高校吹奏楽局と平岡緑中学校吹奏楽部がそれぞれ元気あふれる演奏を披露しました。

 また、今年8月23日に清田区区役所で行われた「清田区中学生サミット」(清田区PTA連合会主催)について、参加した各中学校生徒会役員の生徒たちが報告し、「中学生が考える住みよいまち」を発表しました。

中学生サミットを報告

中学生サミットを報告

 ちなみに、中学生が考える住みよいまちとは「便利でにぎわいのあるまち。交通が便利(地下鉄がある)」「地域とのつながりが深いまち。地域との交流ができる場所、イベントがあるまち」「安心と安らぎのあるまち」「個性的な魅力があるまち。ポーラスター、いろはす、梅ソフトなど特産品が多いまち」などだそうです。

 休憩を挟んで第2部は、「若い世代が地域活動に参加するアイデア」「清田の食を知ってもらうアイデア」「地域の人と若者が交流するアイデア」「暮らしやすいまちにするアイデア」の4つの分科会に分かれて、アイデアを出し合う「アイデアトーク」を行いました。

中高校生の発表に拍手

中高校生の発表に拍手

 アイデアトークには、音楽演奏に出演した中高校生やサミットの報告をした中学生に加えて地域の大人たちも参加しました。

 若い世代が地域活動に参加するアイデアとしては「楽しく気軽なイベントを行う」「参加のメリット・特典をつくる」といった意見が出ました。また「町内会イベントに若者が企画から参加」といった意見もありました。

ボランティアの真栄高校生

ボランティアの真栄高校生

 清田の食(農産物・スイーツ)を知ってもらうアイデアとしては「スイーツコンテスト、漬物サミットなどの新しいイベントを開催する」といった意見が出ました。また、暮らしやすいまちのアイデアとしては「スクールガードの人などへのあいさつ等普段から交流を盛んにする」といった意見がありました。

 会場では清田区内各店のスイーツや宮田屋のコーヒーなどが無料提供され、参加者は休憩時間などに地元のスイーツを味わっていました。

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