見頃を迎えた安平町の菜の花畑を見てきました。青空の下、なだらかな丘陵地に広がる黄色のじゅうたん。絶景です(2024年5月19日)。

安平町の菜の花畑を幌馬車が行く(2024年5月19日)
札幌から車で行きました。高速道路を追分インターで降りると、まもなく国道234号沿いの「道の駅あびらD51ステーション」に着きます。
安平町では5月18日(土)~6月9日(日)まで「菜の花さんぽ2024」という菜の花イベントを開催しており、道の駅に菜の花案内所が開設されています。ここで菜の花畑の位置を示す菜の花マップがもらえます。
菜の花マップはインターネットでもゲットできます。
今年、公開されている菜の花畑は6か所あり、菜の花マップにその位置が示してあります。菜の花畑は点在しているので、車で巡るのが良いようです。
菜の花マップには各菜の花畑の位置を示すカーナビのマップコードも記載されているので、これをナビに入力すると迷わずに菜の花畑に到着することができます。
では、いよいよ菜の花畑巡りに出発です。どの菜の花畑も広大で圧巻です。「わあ、きれいだね」「すごいね」。見物に来た人たちから歓声が上がります。
菜の花畑の中をトラクターが引っ張る幌馬車も運行しています。どこまでも続く黄色い菜の花畑をゆっくりと進む幌馬車は、まるでおとぎの国の風景のようです。幌馬車の乗車料金は大人1000円、子ども500円です。
散歩道や遊歩道がついている菜の花畑もあり(一部有料)、畑の中にちょっと入り、まじかに菜の花を見たり、花の香りをかいだり、写真を撮ったりできます。菜の花畑をバックに、小さい子供やワンちゃんの写真を撮る人が多くいました。
各菜の花畑では駐車場が整備されている所もありますが、ない所もあり、道端にちょっと車を停めて畑を眺めて、すぐ次の所に出発しました。
なお、菜の花畑にはトイレはありません。トイレがあるのは道の駅だけです。また、イベント期間中は、菜の花畑を周遊する「ぐるっとバス」も運行されます。
安平町の菜の花畑が美しいのは、その広大さもありますが、美瑛町を思わすような丘陵地に菜の花畑が広がっているからと思われます。なだらかな傾斜が、絶景を生み出している要因の一つだと思います。
安平町の菜の花栽培は十数年前から始まったそうです。安平町の菜の花畑は、観光農園ではなく「なたねの生産畑」です。生産者の行為で一部遊歩道として開放されている場所以外は、畑に入ることはできません。
連作障害を避けるために、毎年、菜の花畑の位置は変わります。2年前に来た時とは明らかに違った風景となっています。安平町は、滝川市とともに、北海道の菜の花の2大絶景スポットといえます。
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