小さな子供たちを対象にPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)修了生が本格的な演奏を披露する「PMF森のファミリーコンサート」が3月2日(日)、清田区真栄363番地の株式会社アミノアップ1階ホールで開催されました。
清田区では、区民に良質な音楽を提供し、音楽を身近に感じてもらうべく毎年7月に「PMFアンサンブル清田区公演」を開催しています。
今回の「PMF森のファミリーコンサート」は大人だけでなく小さな子供たちにも気軽に本格的な音楽に触れてもらおうと、PMFとアミノアップの協力を得て、清田区が初めて開催したものです。
対象は小学生以下の子供たちと保護者。応募者が252人に達しましたが、会場の広さの関係で参加したのは抽選で178人でした。
コンサートは11時からと13時からの2回に分けて行われました。PMF修了生を中心とした7人が出演し、木管五重奏やソプラノ、バリトンの歌声が会場に響き、客席を巻き込んだパフォーマンスや子供の指揮体験なども行われ、楽しい音楽のひと時となりました。
株式会社アミノアップは、ハイテクヒル真栄緑地の中にある会社で、まさに「森のコンサート」といった雰囲気。参加者は、コンサート終了後、アミノアップの工場見学も行いました。
清田区では、来年以降も「PMF森のファミリーコンサート」を開催していく考えです。
PMFは、1990年に札幌で創設された国際教育音楽祭。世界中から選抜された若手音楽家が約1か月にわたり札幌で音楽の腕を磨き、道内各地と東京で約30回のコンサートを行います。
PMFアンサンブル清田区公演は1999年から毎年7月に清田区民センターで行われています。札幌市10区の中でPMFの区公演が続いているのは清田区だけです。これに「PMF森のファミリーコンサート」が加われば、清田区の新たな名物イベントになりそうです。
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