全国的に広まっている「子ども食堂」の取り組みが8月6日(土)、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目1-1)で行われました。

みんなで食事! さとみこども食堂
子ども食堂は、貧困家庭や孤食の子供たちに地域の大人が安価で食事を提供し、子どもたちが安心して過ごせる場を提供しようという活動。2012年ごろから「子ども食堂」という名称で全国的に広まっています。

おいしいカレーライス
最近は対象を広げて、すべての子供や親、地域の大人も対象にする「地域の居場所」のような形態が増えているそうで、里塚・美しが丘地区センターが今回取り組んだ「さとみこども食堂」も、こうした対象を広げた取り組みです。

調理するボランティアの女性たち
この日の献立は、カレーライスとスパゲティサラダ。里美地区センターの実習室で、三世代サロン「つなが~る」などの地域の女性たちが、ボランティアで50食をつくりました。食材は、地域にお住いの方や、ボランティアの女性たちの知り合いの農家などから提供されたものです。

小さな女の子もお手伝い
お昼時、おいしそうなカレーの匂いが館内に広がります。この日、同地区センターで行われた夏休み子供工作教室に参加した小学生や親らが、臨時の食堂に集まってきたほか、地区センターに来ていた中高校生や大人たちも一緒になってカレーライスを食べました。
同地区センターは、勉強に来る中高校生の姿がよく見られます。お昼は近くのコンビニで食べ物を買って食べている生徒も多いそうで、地区センターの廣奥館長は「地域の人と一緒に温かい食事を食べてほしいという気持ちで取り組みました」と話しています。
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