清田区で地域貢献活動を行っている札幌清田ライオンズクラブ(宮下敬敏会長)は11月16日(火)、清田区内の子ども食堂4カ所に支援金各5万円を贈りました。

札幌清田ライオンズクラブの宮下会長(中央)と4人の子ども食堂代表

 清田区内には、次の4か所の子ども食堂があります。
ぽっけこども食堂=清田1条2丁目、地域さろん・ぽっけ(NPO法人ワーカーズ)
みんなおいでよ!さとみこども食堂=里塚2条5丁目、里塚・美しが丘地区センター(NPO法人ワーカーズコープ)

支援金を贈呈

子リス食堂MogMog(もぐもぐ)=北野6条4丁目、静樹苑内(社会福祉法人厚仁会)
ひらおか子ども食堂♭(ふらっと)=平岡3条5丁目、イオン平岡店従業員休憩所(たすけ愛ふくろう清田)

支援金贈呈式の後、出席者らで懇談会

 子ども食堂は、子供たちの温かい食事の確保や、子供たちが安心して過ごせる場の提供を行っているほか、大人や高齢者も利用して地域交流の場にもなっています。

 ただ、コロナ禍以降は食堂の開催はできず、お弁当のテイクアウトや、お米、野菜などの食材の「おすそ分け」などで活動を続けています。

 札幌清田ライオンズクラブは、こうして頑張っている子ども食堂に注目、支援金を贈ることにしました。

 支援金の贈呈式は11月16日、清田区役所で行われ、清田ライオンズの宮下会長から、子ども食堂の代表者にそれぞれ5万円が贈られました。

子ども食堂の様子(ぽっけこども食堂)

 子ども食堂の運営は、どこも食材購入などで資金的に苦労しており、支援金を贈られた代表者らは「とてもありがたい」と感謝を述べていました。

 ある子ども食堂代表者は「お弁当を受け取りに来た小学生が『これが今日の最初で最後の食事です』と言って帰っていったこともあります」と話していました。

 子ども食堂の役割は地域にとってとても貴重です。

山田清田区長(右)から宮下会長に感謝状

 札幌清田ライオンズクラブの宮下会長は「来年以降も支援を続けたい」と、子ども食堂を支えていく意向を明らかにしました。

 支援金贈呈式の後、清田区内でさまざまな奉仕活動や地域貢献活動を続けている札幌清田ライオンズクラブに、山田一八清田区長から感謝状が贈呈されました。

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