北方民族イヌイットの伝統的な雪の住居イグルーを作るイベントが2月11日(土祝)、清田区の平岡公園野球場で行われました。

 札幌を拠点に冬の快適な生活環境づくりを進めるウインターライフ推進協議会と平岡公園管理事務所の主催で、昨年に続き2回目の開催でした。

 今年は4組12人の親子が参加しました。

 イグルーは、雪のブロックをドーム型に積み上げた雪小屋で、日本のかまくらに似ています。参加者は、主催者のスタッフから作り方を教わりながら、制作にとりかかりました。

 まず、真っ白な雪原から、のこぎりで雪のブロックを切り出す作業から開始。そして、雪のブロックを少しずつ積み上げ、ときどき水をかけて雪を固めるなどして、イグルーの形にしていきました。

 参加者は、いずれも小学生とその保護者たち。半日かけて親子で共同で作り上げた雪の作品。親子のいい冬の体験だったようです。

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