平岡公園梅林は1200本の梅の木が植栽されていて、毎春、梅の花見スポットとして人気です。梅が満開となり、平岡公園が1年でもっとも華やぐとき、もう一つ名物になりそうなイベントがあるのをご存知ですか。札幌と近郊の中高校合唱部の生徒たちが、毎年、梅の花が咲く中でお花見合唱交流会を行っているのです。

平岡公園梅林に高校生たちの歌声が響く
今年2016年は、5月8日(日)に行われました。集まったのは、地元の平岡高校をはじめ北海道科学大学高校、啓成高校、静修高校、北海高校、大麻高校、立命館慶祥中高校、稲雲高校、北広島高校、大麻中学校の10校の合唱部のみなさん。大麻中学校はOG合唱団も参加しました。

平岡高校合唱部のみなさん
集まった仲間は120人。今年で7回目となる交流会で、梅の花咲く平岡公園のおなじみの行事になってきました。
この日は、晴天に恵まれ、絶好のお花見日和。紅梅が7分咲き、白梅が散り始めで、梅の花もとてもきれいでした。生徒たちは各校ごとに、梅に木の下でお弁当を広げて談笑。続いて、合唱に移りました。最初は、平岡高校の菅原宏先生の指揮で、参加者全員で「花」を高らかに歌い上げました。続いて、各校が順番でそれぞれの曲を歌いました。

華やかな紅梅
生徒たちの若々しい歌声が梅林に響き渡ると、お花見に来ていた多くの人たちも集まってきました。若人たちの歌声に耳を傾け、1曲終わるごとに温かい拍手を送っていました。
生徒たちは、最後にまた全員で「花」と「ふるさと」を合同合唱しました。平岡公園の梅の花を一段と美しく感じさせてくれた歌声でした。

白梅が乱舞

お花見でにぎわう梅林
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