清田区の平岡公園で4月15日(土)、自然を観察するイベント「ながぐつの土ようび」(とびだせ!春のたんけんたい)が行われました。親子連れやボランティアスタッフら計80名が参加し、平岡公園で春の訪れを体感しました。

春を感じながら湿地帯の木道を行く参加者

ゆうさんを先頭に歩く子供たち
これは、地域の自然に親しむ活動をしているグループ「平岡どんぐりの森」と平岡公園管理事務所が共催で行った自然観察会です。
参加者は平岡公園第1駐車場に長靴を履いて集合。北海道自然観察協議会指導員で「平岡どんぐりの森」の佐藤佑一さん(ゆうさん)を隊長に平岡公園を歩いて植物や虫などを観察しました。

ミズバショー

エゾノバッコヤナギ

キタコブシのつぼみを触る
公園内は、まだ少し雪が残る所もありましたが、ミズバショーが咲き始め、フキノトウやヤナギの花が咲き始めるなど、参加者はあちこちで春を感じた様子でした。
キタコブシのつぼみを発見すると、ゆうさんから「ふわふわだよ。触ってごらん」と促された子供たちが手で触って、「本当だ」と歓声を上げていました。
クモやニホンカナヘビなども発見、子供たちは大はしゃぎでした。

あ、虫がいたよ

芝生広場を行く
湿地帯からエゾアカガエルの卵をバケツに採取して、子供たちがカエルの卵を触る体験もしました。初めて触る子供がほとんどで、不思議な体験に子供たちは興味深そうでした。

カエルの卵を触る
植物や生物の説明は、主にゆうさんが行いましたが、酪農学園大学の先生と学生たちも子供たちに易しく説明しました。
「ながぐつの土ようび」は、今年も毎月第3土曜日10時~12時に平岡公園で行います。小学生の親子を中心とした自然観察会です。5月以降の予定は次の通りです。
■5月20日(土)わかばの森のたんけんたい
■6月17日(土)トンボとチョウチョのたんけんたい
■7月15日(土)川のたんけんたい
■8月12日(土)夏のにぎわいフェスタ
■9月16日(土)はらっぱのたんけんたい
■10月21日(土)もみじの森たんけんたい
問い合わせは、平岡公園管理事務所(TEL 011-881-7924)へ。
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