清田方面への地下鉄延伸を求めて運動を続けている地下鉄東豊線建設促進期成会連合会(牧野晃会長)は、清田区の市議・道議に加えて、新たに豊平区の市議・道議を顧問に加え、体制を強化しました。

豊平区の市議・道議も加わった地下鉄東豊線建設促進期成会連合会の意見交換会

 同期成会は4月13日(木)、新たに顧問になった豊平区の市議・道議を加えて、今後の活動を展望する意見交換会を清田区民センターで開催しました。

期成会の牧野晃会長

 同期成会は、これまで清田区選出の市議5人と道議2人、前市議1人の計8人が顧問となって、期成会の活動を支援してきました。

 ところが、地下鉄東豊線の福住駅から清田方面への延伸は、豊平区部分が含まれているうえ、豊平区の町内会連合会も入ってこれまで運動を続けてきた経緯があります。そこで、豊平区の市議6人、道議3人にも顧問に加わってもらい、政治力の結集を図ることにしました。

豊平区の市議、道議の皆さん

 顧問は、いずれも期成会側が豊平区の全市議・道議に要請し、4月13日までに了解が得られた方のみ顧問に就任してもらっています。

早速、豊平区の市議から力強い発言

 4月13日の意見交換会には、豊平区と清田区の市議、道議がずらりと出席。地下鉄清田方面延伸に向けた情勢分析や今後の活動の在り方など、市議・道議のみなさんから有益な意見やアイデアが次々と出されました。

豊平区、清田区の町連会長の皆さん

 「札幌市は平成30年に、今の札幌市総合交通計画を改定する動きになっている。そうすると、今年中に基本方針を定める札幌市総合交通対策調査審議会を開催する可能性がある。そこに、地下鉄延伸をどう盛り込むのか、大変重要になる」との意見が多くの市議・道議から出されました。

 今年は、地下鉄清田延伸にとって大変重要な年になるという認識を、期成会として改めて確認しました。

 また、「地下鉄延伸には政治の力も必要。北海道3区選出の国会議員にも力を借りて中央にも働きかけが必要だ」との意見も多くの市議・道議から出されました。

地域の熱い思いを語る中川平岡町連会長

 豊平区の市議・道議は、皆さん快く顧問を引き受けてくれました。この日も、大変心強いアドバイスをしていただきましたが、これからもがっちりとスクラムを組んで、地域住民の悲願である清田延伸に向け頑張っていきたいものです。

 同期成会の顧問は次の通りです。敬称略。
<豊平区>
■市議 三上洋右(自民)、近藤和雄(自民)、小竹ともこ(自民)、峯廻紀昌(民進)、かんの太一(民進)、好井七海(公明)
■道議 吉田祐樹(自民)、大越農子(自民)、松山丈史(民進)
<清田区>
■市議 宮村素子(自民)、北村光一郎(自民)、恩村一郎(民進)、桑原透(民進)、竹内孝代(公明)
■道議 岩本剛人(自民)、梶谷大志(民進)
■前市議 三浦英三(公明)

福住までで止まっている地下鉄

 地下鉄清田延伸は、昭和54年(1979年)の第1回札幌市総合交通対策調査審議会の答申に基づいています。このとき、札幌地下鉄50キロ構想が打ち出され、東豊線(栄町ー北野=当時、後に栄町ー清田)の整備計画も組み込まれました。これにより南北線、東西線、東豊線(福住まで)が整備・開業となりましたが、福住ー清田だけは未整備で、積み残しとなって今日に至っています。

清田区民の思いが詰まった期成会のポスター

 地下鉄東豊線建設促進期成会連合会は昭和56年(1981年)に結成、札幌市長への要望活動や世論喚起活動を行ってきました。

構成団体は下記の12団体です。
■北野地区町内会連合会
■清田中央地区町内会連合会
■平岡地区町内会連合会
■清田地区町内会連合会
■里塚・美しが丘地区町内会連合会
■豊平地区町内会連合会
■美園地区町内会連合会
■月寒地区町内会連合会
■福住地区町内会連合会
■東月寒地区町内会連合会
■札幌清田ライオンズクラブ
■清田地区商工振興会

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