地下鉄東豊線建設促進期成会連合会(牧野晃会長)は6月11日(月)と12日(火)、地元選出の荒井聰衆院議員(立憲民主党)と高木宏壽前衆院議員(自民党札幌市支部連合会会長)に相次いで面会し、地下鉄東豊線の清田方面への延伸についての支援を要請しました。

荒井聰議員(中央)に協力要請
同期成会は地下鉄東豊線を福住駅から清田区役所周辺まで約4キロ延伸することを求めて、毎年、札幌市長に要請活動を行う一方、世論喚起の取り組みなどを粘り強く行っています。
期成会は従来、清田区選出の市議、道議に顧問になってもらい、さまざまな助言や支援を仰いできましたが、2017年からは豊平区の市議、道議にも顧問に就任してもらい、延伸に向けて連携して活動を続けています。
さらに、国会議員とも連携を持とうと、今回初めて荒井議員と高木前議員に支援要請を行いました。

高木宏壽自民党札連会長(左)に協力要請
要請行動には、牧野会長と事務局員らが参加。11日は荒井議員、12日は高木前議員に面会、延伸活動の現状と歩みを説明し、「特段のお力を」と要望しました。両氏とも牧野会長の要望に耳を傾けてくれました。
地下鉄東豊線の延伸には、札幌ドームとドーム周辺の農業試験場用地の土地活用が重要なカギの一つと同期成会は考えています。
そこで、荒井、高木両氏とは、日本ハムの北広島移転問題やドーム周辺地への札幌冬季オリンピック関連施設の計画、さらに来年の札幌市長選関係の動きなどさまざまな情報交換を行い、有意義な面会となりました。
同期成会は昭和56年(1981年)に発足、清田区の5町連、豊平区の5町連、清田地区商工振興会、札幌清田ライオンズクラブの12団体で構成し、延伸を求める活動を続けています。
札幌10区で、地下鉄もJRもないのは清田区だけです。札幌市はかつて市の長期計画などで地下鉄を清田まで建設する計画を持っていました。札幌市が一度、正式に計画を作って実現していないのは福住―清田間だけです。
日本ハムの札幌ドーム撤退決定や冬季札幌オリンピックの選手村予定地のドーム隣接地から真駒内地区への変更、さらには人口減や高齢化など、地下鉄延伸を取り巻く環境は厳しいものがあります。しかし、地下鉄延伸は清田区民、豊平区民の悲願です。
期成会は、清田区民、豊平区民の声を受け止めて今年も7月2日(月)、清田区と豊平区の町連会長や市議、道議ら20数人の陳情団を組んで秋元札幌市長に「清田区まで地下鉄を」と要請を行う予定です。
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月寒東に住んでいます。
いつも、東豊線延伸の記事が気になり、こまめに更新していないかチェックしています。
昔、札幌市が計画していた北野通りに向かって伸ばし、清田方面に延伸(終点をバスターミナル、しまむらがある十字路交差点)にした方が永続的な地下鉄収入が見込めると思います。理由は、福住から36号線を真っ直ぐ伸ばすと、線路方向の修正工事に掛かる予算を削れる事と、農業試験場側に収益の見込める住宅が無い為、非常に勿体無いと考えるからです。
これからも、警察署の設置も含め応援しています。