札幌市北区のあいの里公園(あいの里4条8丁目)は、トンネウス沼を取り囲むように緑地や樹林が広がる公園です。向かいのロイズローズガーデン(あいの里4条9丁目)で見事なバラを鑑賞した後に、あいの里公園を散策してきました(7月2日)。

あいの里公園=2021年7月2日

 ロイズローズガーデンは、チョコレートの株式会社ロイズコンフェクトの本社ビルを取り囲むように広がる庭で、1周500メートル。そこにバラをはじめ各種宿根草などが植栽され、毎年、この時期はバラの開花で華やかになります。

トンネウス沼

 今回は、ローズガーデンではなく、あいの里公園について記します。ロイズローズガーデンはこちらをご覧ください。

スイレン

 向かいの「ロイズあいの里公園店」で焼き立てパンを購入し、あいの里公園の芝生広場のベンチに座って、青空の下、ロイズのおいしいパンを頂きました。ちょっとしたピクニック気分になります。

 あいの里公園は、一戸建て住宅が立ち並ぶ住宅街に隣接する広さ12.2ヘクタールの公園で、トンネウス沼という水深1メートルほどの沼の周りを芝生広場や、アカエゾマツ、トドマツなどの樹林が取り囲む緑豊かで静かな公園です。

 樹林の中に園路(外周)が整備されており、ちょとした森の中の散策気分を楽しめます。トンネウス沼に沿っても園路(内周)が整備されています。外周は全長1325メートル、内周は全長1120メートル。ランニングまたはウオーキング、散策の格好のコースになっています。

あいの里公園からあいのさと緑道への入り口

 この園路を散策していると、ウオーキングやゆっくり散策する人達と出会いました。気持ちよく散策できる公園です。

 トンネウス沼は、茨戸川に水門でつながる元河川で、この地区の雨水貯留機能を担っているそうです。旧河川らしく、細長い沼です。

 周囲1キロメートの大きさですが、水深は1メートルほどしかないそうです。水草が多く、スイレンの花が咲いていました。「北区歴史と文化の八十八選」に選ばれているそうで、貴重なトンボの生息地でもあるようです。

ロイズローズガーデン=2021年7月2日

 アオサギもやって来るそうです。おそらく清田区の平岡イオンの森のアオサギではなく、篠路五ノ戸の森のアオサギかもしれませんね。

 この公園の園路沿いには、「あいの里緑道」の入り口があります。案内板があり、以前、ここから延長3キロに及ぶ「あいの里緑道」を歩いたことがあります。

[広告]