清田区美しが丘3条6丁目付近の公園や広場、道路を会場に1月21日(土)、「羊ケ丘通地区スノーキャンドルフェスティバル2017」が開催されました。

 約2500個のスノーキャンドルやアイスキャンドルがまちを灯し、一夜限りの幻想的な世界に地域の人や子供たちが歓声を上げました。

 この催しは、パシフィック美しが丘壱番街自治会と羊ケ丘通町内会などの主催。平成21年から行っており、今年で9回目となりました。

 最初は、小さな規模で始まりましたが、年々、キャンドルの作りや構成が豪華になり、今年はさらにパワーアップして、とても見応えのある「まちの灯り」になりました。見物に訪れる人も一段と増えました。

 マンション前の広場では、スノーキャンドルを雪の棚に積み上げた大きな「まちの灯り」のオブジェが登場。その周りには、空中でつるしたアイスキャンドルがたくさん飾られ、訪れた人たちは「わあ、きれい」「すごい」と歓声を上げていました。

 羊ケ丘通町内会館前の広場にも、大きな雪と灯りのオブジェが作られました。今年は、広場に続く「ぼうけん公園」にもたくさんのスノーキャンドルが飾られ、子どもたちが大喜びではしゃいでいました。

 会場では、3か所の会館で、お汁粉やうどん、そば、ココア、甘酒などがふるまわれ、訪れた人たちが体を温めていました。

 このスノーキャンドルフェスティバルは、地域住民の手作りの「まちの灯り」としては、おそらく札幌一の規模と豪華さだと思われます。とても見応えのある冬の名物イベントに発展してきました。

 この地区は、夏には「ふれあい夏まつり」、秋には大運動会を町内会とマンション自治会で開催しています。

 地域のつながりが薄れているといわれる昨今、この地区は、大きなイベントを通じて地域のつながりをがっちり作っているように思えます。

 地域のつながりをつくる「まちの灯り」。真冬の寒い中、準備は大変でしょうが、とてもすばらしい地域イベントです。

 会場には笑顔と歓声がいっぱいありました。

 

 

[広告]