札幌国際大学ハンドベルクワイアは2月11日(土祝)、第25回定期演奏会と第20回OB演奏会を共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目)で開催しました。

札幌国際大学ハンドベルクワイア第25回定期演奏会

集中して演奏する学生たち
ハンドベルは17世紀にイギリスで生まれたベルの形をした楽器。優しい音色が特徴で、「天使の音色」と言われています。

3月に卒業する4年生による沖縄ポップス「涙そうそう」の演奏
やがて讃美歌をはじめ様々なジャンルの曲がハンドベルで演奏されるようになりました。日本には昭和40年代に宣教師によって紹介されたそうです。

0Bたちによる演奏
札幌国際大学ハンドベルクワイアは平成3年(1991年)、同大学の林昌子先生によって「静修ハンドベルクワイア」として設立されました。その後、校名変更により、今の札幌国際大学ハンドベルクワイアとなり、25年歩んできました。
毎年、クリスマス時期になると、清田区役所ロビーコンサートをはじめ、さまざまなところから多くの依頼があり、札幌市内各地域で演奏活動を行っています。

ゲストの吉永玲子さん(右端)のオルガンとともに演奏
今年の部員は18名。ジャズの「A列車で行こう」やビートルズメドレー、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」などを演奏しました。
また、OB23人によるOB演奏会も同時に行われ、リストの「カンパネラ」などを演奏しました。

長年、指導してきた林昌子先生
この日は、札幌を拠点に演奏活動しているオルガン奏者の吉村怜子さんがゲスト出演しました。現役学生とOBそれぞれと、バッハの「主よ、人の望みよ、喜びよ」とハイドンの「天地創造」を見事なアンサンブルで演奏しました。
札幌国際大学ハンドベルクワイアの学生たちを長年、指導してきた林昌子先生は、この日の演奏会で学生の指導から引退。ただ、引き続きOB会の指導は続けるそうです。清田区に花開いたハンドベルの文化。地域の宝です。
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