地下鉄東豊線建設促進期成会連合会(牧野晃会長=清田地区町内会連合会会長)は7月19日(水)、平成29年度定期総会を清田区民センターで開催しました。

地下鉄東豊線建設促進期成会連合会の総会=清田区民センター

 同期成会は昭和56年に発足し、地下鉄東豊線を清田方面まで延長する運動を続けています。清田区と豊平区の町内会連合会10団体と清田地区商工振興会、札幌清田ライオンズクラブの計12団体で構成しています。

 総会には、各構成団体の地域住民や顧問である豊平区と清田区の道議、市議の皆さん8人も参加しました。

総会であいさつする牧野会長

 今年の総会では、清田区内の活動のすそ野を広げるために、町連だけでなく清田区内の全町内会(101町内会)の代表にも期成会にかかわってもらう方針が示されました。年末までに各町連(清田、清田中央、北野、平岡、里塚・美しが丘)で検討してもらうことにしました。

 また、期成会の活動と主張を広く知ってもらうために、ホームページを開設する方針も示されました。

 このほか、地下鉄福住駅周辺での街頭啓発活動や市議会の傍聴活動などを今年度も行っていくことを決めました。

 また、7月4日に行った秋元札幌市長への要望活動について、牧野会長が詳細な報告を行いました。

 質疑では、清田区が1997年に誕生した際に清田区が作った「清田区まちづくりビジョン2020」について質問が出ました。

 「清田まちづくりビジョン2020」は、清田区役所周辺を地域中心核として位置づけ、その中核として地下鉄駅の設置を描いていました。地下鉄ターミナル駅の建設を清田区のまちづくりの中核としていたのです。

 それがまったく進んでおらず、議論もされていない現状から、牧野会長は「目標年度の2020年は近づいている。その後、どうするのか。『ビジョン2020』を総括し、『きよたまちづくり区民会議』や町連、町内会等で討議することが大事。私としても、そうしたことをどこかに提案していきたい」と述べました。

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