「時計台のある街」は、北海道のフォークソングの草分け的存在である札幌のシンガーソングライター浅沼修さんが、昭和42年(1967年)に発表した曲です。浅沼さんは当時、札幌の高校に通う17歳でした。
北国の抒情性豊かなこの曲は、ユースホステル全盛時代の当時、作者不詳のまま北海道のユースホステルの愛唱歌になりました。
やがて、芹洋子さんやダークダックスに作者不詳のまま歌い継がれ、さらに昭和55年(1980年)、STVの喜瀬ひろしさんにも歌い継がれました。喜瀬さんの時は、「作詞・作曲 浅沼修」と明かされました。
浅沼さんは、自ら吹き込んだ「時計台のある街」のCDを札幌時計台に置き、多くの人に無料で配布しています。ギター伴奏と編曲は、浅沼さんの音楽仲間でミュージシャンとして活躍した安田裕美さん(小樽出身)が担当しています。
この北国の抒情歌の名曲が、多くの人に歌われ、受け継がれていくことを「ひろまある清田」は応援します。詩情豊かな札幌の名曲です。
時計台のある街
あまい匂いの すずらんの花
風に揺れてた 僕のふるさと
あれはいつの日 友と歩いた
アカシア並木 続くあの街よ
今頃は 夕焼けの中で
林檎が 熟している
いつか帰ろう 僕のふるさと
時計台の 鐘の鳴る街へ
寒い北風 冬になったら
通り過ぎてく 北国の街
ビルの谷間を 白い粉雪
笑った君の 頬をかすめてた
雪が溶ければ 金色の
ふくじゅ草の 咲く森へ
いつか帰ろう 僕のふるさと
時計台の 鐘の鳴る街へ
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