地下鉄東豊線の清田方面への延伸を求める活動を続けている地下鉄東豊線建設促進期成会連合会(会長・牧野晃清田地区町内会連合会会長)は7月28日(木)、平成28年度の定期総会を清田区民センターで開催しました。

地下鉄東豊線建設促進期成会の総会=7月28日、清田区民センター
日本ハムファイターズが、本拠地を札幌ドームから他に移転する話がマスコミ報道されていることについて、期成会は「札幌の地下鉄経営と清田延伸に重大な影響が生じる」として、札幌ドーム残留を求める要望書を近く日本ハムファイターズに提出することを決めました。

活動報告する牧野会長
日本ハムファイターズの札幌ドーム残留については、豊平区と清田区の各町内会連合会からも残留の強い要望が出されています。また、「札幌に2つもドーム球場はいらない。共倒れの恐れがある」との指摘も札幌市内各界から出ており、秋元克広札幌市長も懸念を表明しています。
総会では、7月1日に秋元市長に提出した要望書と、秋元市長とのやり取りの詳細が牧野会長から報告されました。
期成会は、今年5月に札幌市が発表した「冬季オリンピック・パラリンピック開催概要計画案」に「東豊線の清田延伸」がまったく記載されていなかったことに危機感を抱いています。
7月1日の市長要望の席でも、秋元市長から清田延伸への明確な説明がなかったことから、期成会としてさらに運動を強めていくことを総会で確認しました。

清田区選出の道議、市議も総会に参加
その一つとして、これまで期成会の顧問は清田区選出の市議、道議だけでしたが、今後は豊平区の市議、道議や地元選出の国会議員にも協力をお願いすることにしました。
地下鉄東豊線建設促進期成会連合会は昭和56年(1981年)に発足。札幌市が昭和54年(1979年)の総合交通対策調査審議会で清田方面(当時は北野まで)への地下鉄建設を打ち出したことから、今日まで35年間にわたって路線延長の要望活動を続けています。

地下鉄東豊線=福住駅
現在、福住駅止まりの地下鉄東豊線を国道36号線沿いに東に4キロ延伸し、札幌ドーム駅、東月寒駅、北野駅、清田駅の4駅を設置することを期成会は求めています。
期成会は豊平区の豊平、美園、月寒、福住、東月寒の5町連と清田区の清田、清田中央、北野、平岡、里塚・美しが丘の5町連、さらに清田地区商工振興会、札幌清田ライオンズクラブの計12団体で構成しています。
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